2025年5月7日に放送されたNHK「ニュース7」によると、石川県内の地震リスクが改めて注目されています。

森本・富樫断層帯の切迫度
金沢市の直下に位置する「森本・富樫断層帯」は、今後30年以内にマグニチュード7.2の地震が発生する確率が2~8%とされ、最も切迫度が高い「Sランク」に分類されています。
想定される被害
この断層帯で大地震が発生した場合、金沢市では最大震度7が予想され、建物の全壊・全焼は約4万6,947棟、死者は約2,212人と想定されています。特に、死者の約9割が建物の倒壊によるものと推定されています。
石川県全体の断層リスク
石川県内には奥能登だけでなく、県全体に複数の断層が存在しています。金沢市の直下にも高い発生確率を持つ断層があるため、能登半島地震の教訓を踏まえ、地域全体での備えが重要とされています。
耐震・断熱リフォームの重要性
このようなリスクに備えるため、耐震診断や耐震リフォームの実施が求められています。また、断熱リフォームを行うことで、災害時の停電や寒さから居住者を守ることができます。補助金制度も活用しながら、地域の安全と安心を確保するための対策が必要です。
出典:NHKニュース7(2025年5月7日放送)